KING3LDK: 今回は「キノコ制作委員会」のメンバーの中でも実は一番お付き合いの長いと言うか、めちゃめちゃ久しぶりにお会いすると言う…aoi_zeroさんとの対談です。こんにちは。 aoi: あ、こんにちわ。いや、本当にに久しぶりですねぇ。 KING3LDK: ホンマですね、15年ぶり位になるんですけど…実はaoi_zeroさんは昔HIP HOPのDJやってましたよね。その後色々あっていわゆる「同人誌」の世界に傾倒して行くんですが…その頃は2人組でラップグループやってたんですよ。そんで俺とつながりがあるって言う、その頃は勿論大阪時代なんで、音楽のジャンルとかもむちゃくちゃ混沌とした中でaoi_zeroさんと一緒にDJしたりライブしたりしてたんです。その話しは後でまた出すとして、aoi_zeroさんが最初に「同人誌」にたずさわる様になったきっかけって何ですか?。 aoi: 懐かしいです。大阪時代を知る数少ない知人と言う事で。ちなみにラップグループは3人でやってました(笑)、MCの奴に誘われてHIP HOPやってましたけど、あの当時は他にもskaとかロックステディとかも好きで竹村(延和)さんに誘われてDJとかやったこともあります。その頃は仕事はプロダクトデザインのデザイナーをやってたんですが、まぁ、そのあと、色々有って東京の方に出て来まして。んで、当時から音楽の趣味とは別にアニメとかは、本当に中学生の頃から大好きだったのでいつの間にかそっちの趣味の方に軸足が移って行った感じですかね。同人誌を最初に作ろうと思ったのは、漫画家のアシスタントしてた時にめちゃめちゃハマってしまった某国民的魔法少女への思いを堪え切れずに…と言う痛い理由です!。 KING3LDK: 3人でしたね!3人でした(笑)俺、人数とか結構エエ加減に覚えてるなぁ…。そうですね、それこそロックスティディとかskaとかレゲエとかHIP HOPがごちゃ混ぜの時代ですよね、その時代に一緒にDJにやってたんです。その頃は、そこまでaoi_zeroさんがアニメに傾倒してるとはつゆ知らず…と言っても漫画は好きなんだろうなぁって言う位には思ってました。でも当時aoi_zeroさんと一緒にラップグループやってたMC マガさんも現在では漫画家で、トラマポストってペンネームで漫画描いてますよね…何かそれ考えるとメチャメチャ早いって言うか、HIP HOPもやってアニメ&漫画好きって言うスタンスを持ってたのは早かった。しかしHIP HOPって言う物とは別で某国民的魔法少女への思いを堪え切れずに同人の世界に足を突っ込んだと(笑)当時は漫画描いてたんですか?それともイラスト描いてたんでしょうか?。 aoi: 3人ですよ!一人忘れられてる。(あ,スイマセンちょっとWORKING見るので一旦休憩させて貰って良いですか?)(復帰)そうそう、当時から並行してアニメも漫画も好きでした。隠してましたけどね。周りの人が皆ハードコアだったし。でも、その辺の趣味が今に繋がってると言う。振り返って今にして思えば、何となくゼロ年代の流れに早めに乗ってた感が無きにしも在らず(笑)ですが…流石に当時同人(しかもエロパロ)とかまで作っちゃって、「俺もう堕落の極地」な心境でしたね。その頃は昼間は漫画家のアシ(アシスタント)しながら、アニメのエロパロ同人誌を作るような生活やってました。 KING3LDK: 周りがハードコアばっかりで隠してた(笑)確かにあの時代にそう言う物の理解を求めるのは難しかったかも知れませんね(笑)。でもやっぱ漫画描いてたんですね、トラマポストさんから薄らとは聞いてましたが、実際にそう言う事だったと。アシスタント時代の件なんですが…小学館の某漫画家さんのアシやってたそうですね、聞く所によるとaoi_zeroさんが自分で描いた漫画を小学館に送って、それを見た小学館の担当さんが「漫画家のアシやってみないか?」と言う流れでアシを始めて…ここの時間軸が結構ごっちゃになって来るんですが、当時プロダクトデザイナーを大阪でしながら、自主漫画を描いて小学館に持ち込み、それで担当にアシを進められて某漫画家さんのアシをする為に上京…って事になるんですか?。 aoi: ええ、まぁ、大体そんな感じです。 KING3LDK: 実は結構濃い人生って言うかカルマを背負った方なんです(笑)でも、当時勿論HIP HOPも聴いてたんですよね?どの辺位までHIP HOP追いかけてました?。 aoi: もちろん聴いてましたよ。と言っても新譜追いかけてたのは、トライブコールドクエストのアルバム3枚目辺りまでですけどね。むしろロックステディとかjazzは途切れずにずっと聴いてる。jazz聴き出したのも竹村(延和)さんの影響かな… KING3LDK: 今も結構音楽は聴いてるんですよね、俺も最近はHIP HOPの新譜上層をかする程度しかチェック出来てないんですが、トライブコールドクエストのアルバム3枚目位だったらこれ見てくれてる人も、後追いにしてもドンズバで聴いてると思います。で、話しを戻しますが、漫画家のアシをしながら同人誌で漫画も描く…もの凄い絵に対するモチベーションが高いんですよね、まずどんな経緯で同人サークルに参加したんですか?ご自分でサークルを立ち上げたんでしょうか?。 aoi: 絵に対するモチベーションと言うか、好きな対象物の同人誌を作るために、下手なりに無理して漫画にでっちあげてたので、某国民的魔法少女への執着と言うか(笑)ただ、当時からアニパロ系の同人誌はHIP HOPのサンプリングと構造は同じじゃないか?と思いながら同人誌つくってましたけど。そう言う視点で見てた人は周りには少なくとも居なかったなぁ、流石に。ちなみに自分の場合は最初から個人サークル、個人誌で作ってました。しかも最初からオフセット印刷。コピー誌はすっ飛ばして。まぁ、当然在庫抱えたんですけど。 KING3LDK: 俺も最近アニメを見る様になって、そう言った「二次創作」の世界を知り、確かに「HIP HOPのサンプリングって、出だしはこう言う物だったのかも知れない」と大掴みながら思ってるんですよ、FUNKやSOULの良い所を増長させる手法ってそう言うアニパロの二次創作に似てる…。しかし凄いですね、個人誌で始めてコピー誌飛ばしてオフセット…D.I.Yですね、HIP HOPアーティストの若手が2000年以降でやっとそこに到達してる気がします。その個人誌はどこで販売したんですか?やっぱ夏コミとか冬コミ(大規模なコミックマーケット)とか、結構大々的な所で発表したんでしょうか?。 aoi: HIP HOPってアメリカの若者が自分が好きな音楽を、より楽しく聞けるようにコピーアンドペーストして再構築したものじゃないですか。同人ジャンルの中でも一大ジャンルのアニパロも、自分の好きなキャラクターを使って、より自分たちが楽しめるモノに再加工したモノと言う点ではスゴクよく似てる。加工するための素材が潤沢なのが、海外なら音楽で日本だったら音楽も確かにそうなんだけど、漫画とかアニメとかゲームのほうがより世界の中で突出してるのでこんなマニアックな世界が出来てしまってると言う。まぁ、そんな中途半端な「HIP HOP=アニパロ」類似説は置いといて(笑)。え~と、最初にイベント参加したのはなんだったかなぁ…。確か、某国民的(略)オンリーイベントだったと思います。歳がばれますね!。 KING3LDK: 某国民的(自粛)オンリーのイベントとかあった上に、そこに独りで自主作品を引っさげて乗り込んで行った訳ですね(笑)凄いチャレンジャーですよね。そして在庫を抱えつつもその即売会で同人デビューを果たした…その後基本は一匹狼で何種類かのサークルを渡り歩き、自分の絵を披露しつつ今に至る…と、かなりエキスパート!。そんなaoi_zeroさんなんですが、今回「キノコ制作委員会」に参加してもらうって事になったのは何ででしょうか?。 aoi: そうですね、きっかけは、昔からの友人のトラマポスト氏と久し振りに会って、話をしてた時に、KING3LDKさんがEVA関係の仕事やってるとか、tumblrで何やらアニメ系の絵をリブログしまくってるとか、その辺の事を伝え聞いて、こちらもKING3LDKさんは大阪時代のイメージで止まってただけに、!?と引っかかって、これは一回会って話をしてみたいなぁ…とトラマポスト氏に仲介してもらって、そん時渋谷で会って…。 KING3LDK: そうですね(笑)前出したマツモトヒサターカーとの話しでも出たんですが、tumblrでの「アニメ=HIP HOP」のリブログはかなり今回のキーになってると思います、それをトラマポストさんが見ててaoi_zeroさんと俺を久しぶりに引き会わせたと言う経緯がある。その時に俺が「今のHIP HOPに少し疑問も生じて来てる…新しい事を始めたい」と今回の企画を話した所、俺の描いた絵を清書してくれるって話しになったんですよね?。でもあの頃aoi_zeroさんは同人の世界から少し離れたんですよね?。 aoi: そんな感じでしたね。その場で「なんか企画一緒にやれたら楽しいかもねぇ」と言う話をしました。同人誌は以前は定期的に作ってイベントに出て、ショップにも卸したりしてたんですが…始めた当初から目標にしてたコミケ壁サークルも体験出来たし、本自体も結構売れるようになってたんですけど、ある時期から、時間的にも体力的にも本業との両立が難しいなぁと感じて…確かに最近は本とは全然作ってないですね。今はもう隠居気分でテキトーに自分のblogとかpixivに絵をUPする程度の活動しかしてない(笑)。おかげでもともと大して上手くない絵が更に劣化なう。 KING3LDK: ちなみに説明しておかないとダメな事があるんですが「コミケ壁サークル」通称「壁サー」とは、コミックマーケットで人気のあるサークルのみがブースを出店出来る「壁際サークル」と言う物で、ここに配置されるのは、結構大変と言う事なんすよ。で、そのaoi_zeroさんの画力を借りて「キノコちゃん」を完成させる方向に進めて行ったと言う…。今回aoi_zeroさんには色々と手伝ってもらってるんですが、凄いやり取りをしてて…まず俺の描いたキャラ絵(結構緩い鉛筆画、しかも写メを見せる)に設定やメカニックを足してもらって、それをアニメーターさんに上げつつ、そこで本格的に上がって来る「キノコちゃん」の設定を更に二次創作~三時創作の世界に広げて行くと言う…。俺自身もうこれからどうやってその間に入って行くのか?って思う程凄い人が集まって来てくれてるんですが(笑)。ちなみにaoi_zeroさんの作品って「キノコちゃん」意外の絵で、以前描いたのを何枚か今見せてもらう事出来ます?。 aoi: 正直、もう恥ずかしいんですけど(笑)あと、あまり古いのは放送禁止なので見せられないっ。 KING3LDK: 全然恥ずかしい事ないっすよ!かなり完成度高いと思います。俺がパソコンで絵を描いてみたいって話しをした時に、aoi_zeroさんが「シュッとした線を描くのが…これまた難しいのよ」って言ってたんですが、今になってようやく分かりました…絵に関してはaoi_zeroさんに相談してるんですが、この3枚もかなりシュッとした線で描かれてますよね。オリジナルキャラを作る時って何か意識してる事ってありますか?。 aoi: いやいや、そんな、別に大相に何か意識しながら描いたりはしてないですよ(笑)妄想の赴くままに。好きホーダイ。テキトーに!自分の好きなよーに。カワイク。線に関してはPCで描く場合は結構使用ソフトに左右されるかもしれないです。ちなみに今自分はSAIと言うお絵かきソフトをメインで使ってます。 KING3LDK: 何かホンマはもっと聞きたい事あるんですけど、絵まで見せてもらって…この画風でトライブコールドクエストのアルバム3枚目まで追いかけてたaoi_zeroさん。「キノコ制作委員会」ではかなり重要なキーマンになって来る事は間違いないんですが(妙なプレッシャーをかけつつ、笑)、それにしても色んな人が集まって来たなぁ…。aoi_zeroさん「キコノちゃん」、よろしくお願いします…何か俺、娘持った気分なんで(笑)。 aoi: プレッシャーはイケマセン。折れますので(笑)ともかく、乗り掛かった船って奴です。他の方がみんなバリバリのプロの方で,正直「自分何できるの?」状態なのは否めませんが(笑)KING3LDKさんの娘さんをキズ物にしないようになんとなくがんばりますよ~。たぶん!。
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